イタリア発 地域そのものに泊まる
分散型ホテルという考え方
Albergo Diffuso
アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパン オフィシャルサイト
TOPICS
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2020.05.27
「アルベルゴ・ディフーゾをもっと知りたい!」を公開しました。
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2020.03.31
アルベルゴ・ディフーゾ・ジャパンのホームページができました。
― WHAT IS ALBERGO DIFFUSO? アルベルゴ・ディフーゾとは?
「アルベルゴ・ディフーゾ」とは、イタリア語で「分散したホテル」という意味。町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用し、町をまるごと活性化しようというものです。
提唱したのは、イタリアで長年まちづくりコンサルタントとして地方再生に尽力してきたジャンカルロ・ダッラーラ教授。1976年に北イタリアのフリウリ地方で発生した大地震により廃村の危機に直面した集落の復興を探る中、この考え方が生まれました。
地域の廃屋や空き店舗をリノベーションし、レセプション、客室、食堂などの機能をそれぞれの棟に分散させることで、町をまるごと1つのホテルに。こうすることで、宿泊した人たちが自ずと町を回遊し、地域そのものに活力をもたらすこの仕組みは、あらゆる施設が内包された大型ホテルとは、いわば真逆の発想です。
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- JAPAN
矢掛屋INN AND SUITES
岡山県小田郡矢掛町
矢掛屋は2018年、アルベルゴ・ディフーゾ協会(本部:イタリア)から日本で初めての「アルベルゴ・ディフーゾ」ホテルとしての認定を受けました。本館にある築200年以上の古民家を中心として、館内は「うなぎの寝床」と呼ばれる町家ならではの細長い構造を活かした空間が広がっています。旧山陽道を挟み、本館側には6つの客室、当時を偲ばせる中庭や蔵、そして地元の食材を活かしたレストラン・和食処「花鳥風月」やCafe & Bar「胡(えびす)」、そして反対の別館側には和室2室を含む客室8室と露天風呂や岩盤浴も含めた「湯の華温泉」などがあります。
- ITALY
ロカンダ・セニオ
トスカーナ州
新婚間もない夫妻には、「人生こう生きたい」という2つの理想がありました。1つは、生活の質が良い場所で暮らすこと、もう1つは自分たちの思うおもてなしを生業とできる生き方でした。そして、結婚5年後の1985年、夫妻は1軒のトラットリアを購入。バスルームが一切ない12室を4年かけて6室とアパートメント1軒に改装しました。
そしてその2年後には、さらに2室を購入。これが後にADとなりました。アルベルゴ・ディフーゾの精神そのもののようなご主人は、アルベルゴ・ディフーゾ協会の現副会長。ひかえめな奥様は、珍しい郷土料理で華を添えてくれます。レトロなかつての保養地パラッツオーロ・スル・セーニオ (Palazzuolo Sul Senio)村を舞台に、夫妻は常に旅人と共に村に生きることを楽しみ、その熱い情熱で人生を楽しんでいます。(アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2004年) - ITALY
ラ・ピアーナ・デイ・ムリーニ
モリーゼ州
もともとは、水車小屋や羊毛の染色場として使われていた1700年代の終わりに建てられた総石造りの建物に端を発するAD。
2002年に初めて宿泊施設としてオープンし、2006年にADの理念に出会ったオーナーが、(これまでどんな宿泊施設の協会にも属したことはありませんでしたが、)心惹かれてADとなりました。こちらの客室は、Touring Club Italianoのイタリア式客室部門で2011年に金賞を受賞し、ADが建つ雄大な美しい大地は、2016年に”La Reppubblica”誌により、イタリア国内の結婚式を催すにふさわしい土地ベスト20に選ばれています。豊かな大地では、スポーツや食、様々なアクティビティが可能で、カヌー、ハイキング、パン工房、オリーブオイル工房、トリュフ狩り、考古学遺跡見学・・・と多彩な楽しみ方が可能です。(アルベルゴ・ディフーゾ協会加盟ホテルとしての開業:2007年 ※宿泊施設としては、2002年から営業)